余白 - TaKU.K/初音ミク.mp3
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[00:00.000] 作词 : TaKU.K[00:01.000] 作曲 : TaKU.K[00:28.866]産み落とされて、持て囃されて、忌み嫌われて褪せていく[00:33.864]忘れられたくないから、煌めく色呑み下す[00:39.016]望まれるため、許されるため、己を諌め瞞す[00:43.919]孤独を埋めるためなら、私は夢となる[00:48.009]───暗転[00:48.770]管繋がれ、夢は枯れてく[00:51.132]一人、ひとりと離れていく[00:54.017]あぁ、望みは叶わないな[00:58.156]刻みの香りが身を慰め、長くて永い夜は溶けないまま[01:04.363]「生まれたことが宿命ならば、私に価値はありますか?」[01:09.571]痛くて、痛いよ[01:11.365]器が溢れ出してしまいそう[01:13.873]解けない、固く結んだ運命が胸を締めるの[01:18.239]なのに神様、アナタは何様?[01:21.837]何故玉座で胡座を掻いてるの?[01:24.041]私はただ救われたくて、普通でありたかったんだ[01:40.367]代価は感情、対価は無いと[01:46.000]他に何を捧げばいいの?[01:51.357]哀が怖いよ、解が欲しいよ[01:56.867]定刻の鐘の音が聴こえる[02:13.260]抗えない日々に昏んでいく[02:14.673]蓄えた色を吐き出していく[02:16.068]悪魔が手招いている[02:17.469]トリアゾラムに眠らされる[02:18.891]恨みつらみが重なっていく[02:20.197]その度、自分が嫌いになる[02:21.578]そして孤独になっていく[02:22.948]覚めない、消えない現実の果て[02:24.967]細やかな微唾へと落ちていく[02:28.069]仮初めの夢、恐れ平伏せ[02:30.747]──私が此処の神様だ──[02:33.490]伸ばして、伸ばした[02:35.063]この手が届かなくたって構わない[02:38.389]貴女と相見えた、木漏れ日の中[02:42.069]刻みの香り、芳しく薫り[02:45.093]柔らかな色彩が肺満たす[02:47.819]私は此処で救われたよ、気づかせてくれてありがとう[02:52.688]さよなら[02:53.970]顔も名も知らない、母のような貴女へ
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