小説夏と罰(上)(Cover.傘村トータ) - 杨妥妥.mp3
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[00:00.983] その日は、夏を嫌悪するには十分すぎる空だった[00:13.393] 汚れのない青がどれほど憎らしかったか[00:19.632] 理解など求めても無駄であろう[00:26.075][00:26.380] 自分の存在はこの世界に1ミリ足りとも傷を残せず[00:33.634] 生を受けたのも神の気まぐれ[00:39.462] 対して、全てから祝福されている君は煌煌と[00:46.667] 「夏、終わるの寂しいよな」[00:51.241][00:51.592] 君の屈託のない笑顔が私の喉を一掴み[00:58.835] 絞めるでもなく、ただただ罪悪感を植えつける[01:05.092] 信頼も友情も塗り潰しうる劣等感と[01:10.631] 私は共生し続けるのか[01:16.806][01:41.303] 君を壊してやりたいと思った[01:48.215] そんな自分を恥じてもいたが[01:55.168] 一度でいい、聖人のような思考を歪めて、[02:00.490] 醜い内面を抉り出してやるのだ[02:07.917][02:08.301] 見ろ!見ろ![02:14.308] 今からお前を突き落とす[02:20.753] 裏切りは随分前から計画されていたと[02:26.403] 全てを知った君の顔に私は青すぎる空を見たい[02:35.552][02:36.212] 「あっ、お祭り、[02:39.395] 5時にいつものとこ集合な」[02:45.111][02:45.462] ああああ[02:48.731] ごめん、ごめん、ごめん、[02:52.536] ごめん、ごめん、ごめん、ごめん、[02:57.834] もう無理だ、無理です、無理だ、[03:01.948] 許して、嗚呼、許して、[03:19.059] 助けて、神様
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