魔法使いの弟子 - くるりんご/GUMI.mp3
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[00:32.532]月明かりがそっと差し込む真夜中の3時にふと目を覚ます[00:40.323]高い高いをしてもらった記憶を夢に見た[00:48.355]優秀すぎる兄弟子たちの背中に何とか追いつきたいけど[00:56.354]今日も1日紅茶を淹れて役に立たず終わる[01:04.541]「 」さあ唱えてごらん[01:08.505]顔を失くしたソーサラーは笑う[01:12.061]魔術は天使には使いこなせない[01:16.080]古くからの言い伝え[01:20.408]「 」口にしちゃいけない[01:24.603]銀色の杖はただ弧を描く[01:28.013]灯りの灯ることのないシャンデリア[01:32.137]封じられた呪文はまだ本の中[01:52.535]初めてできたお友だちは欲しがるもの全て有していて[02:00.294]近づく程に離れていく感覚を覚えた[02:08.600]手を引かれた夕食会カンテラを片手に立ち尽くした[02:16.567]寒くて尚暖かかったあの日が蘇る[02:24.601]「 」ほら唱えてごらん[02:28.651]面影の消えたソーサラーは笑う[02:32.124]降りても足の着けられぬ階段の[02:36.038]行く末は知らされぬまま[02:40.575]「 」口にしなきゃいけない[02:44.626]エメラルドの瞳に涙一筋[02:48.130]捨て駒なんてのは始めからわかってる[02:52.214]ただあなたの役に立ちたいんだ[03:28.501]「 」[03:32.474]結局僕は出来損ないだった[03:36.342]でも君は素晴らしい魔法使いだ[03:40.128]最初で最後のおともだち[03:44.573]壊れて歪んで散った大事な大事な世界[03:48.550]救ってやってくださいまし、どうかどうか[03:52.152]魔力の欠片もなかった少年は[03:56.161]今ひとり静かに眠りについた
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