祈らず行脚 - サツキ.mp3

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祈らず行脚-サツキ (无损音质) 专享
[00:15.716] 自戒じゃない。 [00:1...
[00:15.716] 自戒じゃない。
[00:16.815] 衒ったところで、
[00:18.038] 到底、捨てられない、普遍性。
[00:20.433] 興味ないダサい醜態、後、
[00:22.891] てんで憚られる音、調べ。
[00:25.042]
[00:25.241] 右顧左眄も、結構なご愛想
[00:27.277] 辛うじての矜持も、ちゃんと腐った。
[00:29.863] 小胆な人生のお蔭様。
[00:31.978] 入り組んだ言葉と成り、また死に体。
[00:34.733]
[00:34.887] もう、次第に痛むなら、
[00:36.776] 繕う必要も、無くなるだろう。
[00:39.141] さあ、後遺症に苛まれる前に。
[00:41.733]
[00:43.487] 一切の解脱を以て至高と為した?
[00:46.430] 未定義だった遺誡の種。
[00:48.740] それは、そう。
[00:49.569] 仮初めの延命、ですらないんだと、
[00:52.600] 気付いてしまったの。
[00:53.772]
[00:53.942] 翳す後光が、久しくなって、
[00:56.101] 斜陽に附した阿闍梨達。
[00:58.351] いずれ、そんな呵責も
[00:59.872] 無意味になるから。
[01:01.256] あなただけの涅槃を見せてよ。
[01:03.545] それが、今この時だろ!
[01:05.575]
[01:06.159] 収斂する言葉の、爆ぜる瀬に、
[01:08.244] 悲哀と、怒りで、哭く厭離穢土。
[01:10.612] 未開拓の道を、征くことこそ
[01:12.995] 果てしない行脚の価値と、証明しよう。
[01:15.847]
[01:34.298] 重ね合った現状のその先に
[01:36.800] 己の足で、立てたのなら
[01:39.448] 自分本位なウタを唄ったっていい。
[01:41.694] それが愛されるなら、尚更いい。
[01:44.269]
[01:44.430] 疾うに、雁字搦めなら
[01:46.319] 嬉々として、期待の裏をかこう。
[01:48.805] 諸行無常に逆らわぬように。
[01:51.845]
[02:22.476] 軈て、巣立っていく?
[02:24.167] 生まれ落ちたあの日から、
[02:27.262] 随分、経っている。
[02:28.908] 幾つも薄れ、掠れ。
[02:31.373]
[02:32.166] もはや、忘れている。
[02:33.695] 歩き始めた、理由とか。
[02:36.791] 今は、ただ、
[02:38.157] 夜明けを探している。
[02:40.793]
[02:41.129] 救済を。
[02:41.903] 祈っていたって、報われないんだ。
[02:44.090] 長い旅路を、進むだけ。
[02:46.230] 例えば、
[02:46.960] 離れゆく運命が、あるとしても、
[02:50.161] 振り向かないから。
[02:51.594]
[02:51.752] 褪せる記憶が、大きくなって
[02:53.652] 次第に、そっと溢れていく。
[02:55.907] ただ一つ、消え去らず心に在るのは。
[02:58.704] 歩みを止めない、意思表示だけ。
[03:01.108] それがあれば、十分だろ。
[03:03.262] もういいだろ!
[03:04.273]
[03:04.490] 収斂する言葉の、爆ぜる瀬に、
[03:07.172] 悲哀と、怒りで、哭く厭離穢土。
[03:09.467] 未開拓の道を、征くことこそ
[03:11.743] 果てしない行脚の、価値の証明。
[03:14.062]
[03:14.282] 現生にて、音素を紡ぐ度
[03:16.495] 滾る心臓が、動いていること。
[03:18.995] 生涯に、鼓動が唸る限り
[03:21.445] 止め処ない狂気は、続いていくだろう。
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