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案山子 - 平葵.mp3

案山子 - 平葵.mp3
案山子 - 平葵
[00:00.000] 作词 : タイラトシユキ ...
[00:00.000] 作词 : タイラトシユキ
[00:01.000] 作曲 : タイラトシユキ/平葵/小唄
[00:12.039]雨曝し裸足で駆け出した案山子
[00:16.772]見掛け倒し恥晒し たとて証
[00:22.461]逃げ腰もやむなし
[00:25.357]悔いなしは無し
[00:28.138]堕罪の轍は まるで祟
[00:33.251]
[00:45.752]傷んだアスファルトの隙間の
[00:48.081]淀みの濁流の中の案山子
[00:50.852]化かしばっかしはかなり悲しい
[00:53.631]しかしさらけた僕は無価値
[00:56.592]不可思議不確かって何の足し?
[00:59.086]愛なんてさ結局は付加価値
[01:01.793]心無い僕には寄り付かない
[01:04.780]貴方には似ても似つかない
[01:07.525]
[01:08.174]藁の手で触れた花は
[01:10.396]ささくれが刺さって散った
[01:13.608]肩の上止まった鳥は
[01:16.336]笠の下で雨宿る
[01:19.036]
[01:19.226]ガラスの目
[01:21.769]擦れた柄
[01:24.494]解れた根
[01:27.304]僕は誰?
[01:29.177]
[01:30.049]紛い暴いた朝が僕を裁いた
[01:33.091]見え透いた嘘なんて全部くそだ
[01:36.032]煩いな指図なんてすんな
[01:38.536]お前の善意なんて願い下げだ
[01:41.566]雨霰から 千の茜
[01:46.566]ただ食んで 儚ねぇ 儚ねぇ 命だ
[01:53.480]
[01:55.803]飽きては差した昼日中の陽
[01:58.315]乱反射と散るは僕の旅路
[02:01.122]相変わらず四肢は人の写し
[02:03.873]水面に映る褪せゆる名無し
[02:06.373]
[02:06.533]昔話をしたって陳腐だし
[02:09.223]この憂鬱も僕らしさの相槌
[02:12.075]なら身を焼くほどの悲しみも
[02:14.819]通り雨と呼べばまだマシだろ
[02:17.699]
[02:18.302]哀れな足音だけが
[02:20.705]離れた点に線を描いた
[02:23.627]道すがら縋った物が
[02:26.390]滲むままの僕の核だ
[02:28.972]
[02:29.492]鳥居の背
[02:31.935]徒然
[02:34.545]その一方で
[02:37.315]伸ばした手
[02:39.331]
[02:40.105]淡い嵐立ち明かし絶え間ないな
[02:42.994]ばらけ散る肌に脈打った刹那
[02:45.806]今更な言葉は口にすんな
[02:48.635]まっさらな僕なんて僕じゃないや
[02:51.655]明日が晴れたらなんて馬鹿言え
[02:56.762]今なんだ 足掻け 足掻け 未来は
[03:03.555]
[03:25.195]伝わんないや虚仮威しじゃもう
[03:28.318]意味も無いよな
[03:30.505]名は体を指すならいらんよ
[03:33.249]君が見た僕でいい その僕がいい
[03:36.939]一人ただ立ち尽くした案山子が
[03:39.414]燃えゆく体で描いた未来は
[03:42.219]悪くても ただ悪くても
[03:44.739]これが僕なんだよ
[03:46.693]
[03:47.495]名誉も不名誉も全て僕のせいにして
[03:53.026]言葉なんていらないから
[03:55.712]君の中に咲いていたいだけなんだ
[03:59.154]情実的な夜も花って
[04:01.333]影打つ度成すこの身だって
[04:04.182]分かった風に 笑え 笑え 僕らは
[04:10.619]
[04:11.942]さんざめいた 畦に蜃気楼
[04:15.608]陰影めくも この万世
[04:21.748]さんざめいた 畦に蜃気楼
[04:27.358]陰影めくも この万世
[04:32.387]
[04:33.141]陰影めくも この万世
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